HSPさんの歩きかた~ばっしーのHSP考察コラム~

HSPをどう受け止めて歩いていくか。ビジネス系ライターによる考察コラムです。

「気にしすぎだよ」と言われた時の心構え

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「気にしすぎだよ」

 

きっと多くのHSPさんが言われてきた言葉ですよね。

 

これを聞くたびに

 

自分は気にしすぎているんだ…

普通は気にしないもの…

気にしないようにしよう…

 

と思う。でも気になってしまう。できない。そして自己嫌悪。

 

「どうしたらいいんだよ…」って悩みませんか?

 

この状況に対して、まず気を付けておきたい「大前提」としての心構えをお伝えします。

 

 

 

気にならないと気にしない

 

まず押さえておいてほしいこと。

 

「気にならない」と「気にしない」この2つは一見同じようにも思えますが、全くの別物です。

 

(※日本語の意味ではなく、感覚のお話です)

 

「気にしすぎだよ」と言ってこられる方は、この点を理解されていないのかもしれません。

 

違いを結論から言うと、「エネルギー消費量が決定的に違う」ということです。

 

たとえばこんなシチュエーション…

 

AさんとBさんは、同じ会社で働く会社員。

 

二人で共同で仕上げた資料のミスが発覚し、そのことに対して上司から指摘を受けました。

 

そのことにAさんはケロッとしている。

一方のBさんは「あぁ、なんでこんなミスを…」と落ち込んでいる。

 

そこでAさんがBさんに言います。

「そんなに落ち込まなくても…気にしすぎだよ」

 

Aさんの鋼の心臓(!?)がうらやましく感じます…

 

この例での違いを解説します。

 

Aさんは、指摘を受けたことに精神的ダメージをそんなに受けていないような印象です。「ま、そんなこともあるよ」で受け止められる人なのかもしれません。

 

つまりAさんは「気にならない」人といえそうです。「気にならない」は、エネルギー消費がとても少ない。

 

一方でBさんは、指摘を深く受け取って精神的ダメージを受けています。Bさんは「気になる」人なんですね。そして「気にしないようにしよう」と心がけます。

 

すると…

 

(気になるなあ…でも気にしないように…)

 

(事前に確認しておけばなあ…あ、また考えちゃってる…気にしない気にしない…)

 

(スピード感よりも精度を上げるべきだったのでは…また考えてる!気にしない気にしない気にしない…!)

 

無意識に問題を解決しようとして、それを意識的に止めようとする、その繰り返し。この間ずっと思考のエネルギーを使いっぱなしです。どんどんぐったりしてしまう。

 

「気にしない」はエネルギー消費が大きい、といえそうです。

 

 

前提が違うことを理解する

 

Aさんが「気にならない」人だとすると…

 

(自分は気にしないし平気だ)

(Bさんも「気にしない」ようにすればいい)

(気にするからキツいんだ)

 

こんな思考で「気にしすぎだよ」と言っちゃうのかもしれません。ここで大事なことを確認しておきます。

 

①「気にならない人」が思う「気にしない」

②「気になる人」が思う「気にしない」

 

①と②は全くの別物です。

 

①は本当は「気にしない」ではなく、元から「気にならない」だけなんです。

 

そして「気になるかどうか」は自分の「感じ方」の問題であり、感じ方を変えようとするのは難しいということ。

 

AさんはBさんの感覚を、簡単に分かち合うことはできないでしょう。(理屈を理解してもらうことはできると思いますが)

 

逆にBさんがAさんの感覚を分かち合うことも、簡単なことではないと思われます。(なんで気にならないのかが気になっちゃうぐらいに)

 

一方の感覚で相手の感覚を測ろうとしても、それは間違った認識を生んでしまう。

 

そのことを踏まえると、Aさんの言葉をそのまま受け取るのはそもそも好ましくないということに気付きます。

 

この心構えできてますか?

 

「息しすぎだよ」って言われたら「へ?」ってなりますよね。それぐらい「自分にとって当たり前のこと」を否定しようとしている言葉だということです。

 

 

 

まとめ

 

人からかけられた「気にしすぎだよ」は、元からの感覚の違いによるものかもしれません。

 

この感覚の違いを分かち合うのは難しく、言葉通りに受け取らないことが大事。

 

BさんがHSPさんだった場合、4つの特徴DOESの「D:物事を深くとらえる」「O:刺激を強く受けやすい」などが「気になる」という感覚のもとになっている、とも考えられます。

 

「気になる」のは普通のことであり、それをおかしいことと思わないこと。気にしすぎて辛いと思いすぎないこと。

 

こんな心構えを学んでおけば、「気にしすぎだよ」の言葉に傷ついたり悩んだりすることは少しずつ減っていくかもしれません。

 

そうやって、日常のもやもやを一つひとつ和らげていきたいですね。

 

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ばっしー

善意でかけてくれている言葉だとしても、その気持ちだけをありがたく受け取るのがおすすめです🎵

 

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