HSPさんの歩きかた~ばっしーのHSP考察コラム~

HSPをどう受け止めて歩いていくか。ビジネス系ライターによる考察コラムです。

【HSP・特徴】HSPさんが石橋を叩きまくる理由をDOESから読み解いてみた

f:id:bashi_kurume:20200926183708p:plain

 

<石橋を叩いて渡る>

 

この傾向が強いHSPさんにとって、「サッと動く」というのは最も苦手なことの一つかもしれません。

 

<石橋を叩きすぎて壊してしまう>

 

考えに考えた挙句、「結局動けない」という状況になることも珍しくないでしょう。

 

でもこれって悪いことなんでしょうか…?

 

HSPという気質の特徴から読み解いてみました。

 

f:id:bashi_kurume:20200816124323j:plain
ばっしー

石橋さん、いつも叩きすぎてごめんなさい…

 

HSP基礎知識> 

HSPとは、高い感受性を持った人のことです。

病気ではなく、気質的な特徴を示しており
病院で診断できるものではなく、セルフチェックテストで判断をします。

これらの詳細はコチラの記事で。

HSPの超基礎ーHSPとは?ー

 

 

 

博士が教えてくれること

f:id:bashi_kurume:20200913105816j:plain

 

「始める前に、考えすぎてしまう…」
「サッサとやれ、と言われてしまう…」
「周りと同じようにできない…」

 

そんなことを思っては、自分のことを責めて…

 

「克服しよう」
「周りについていけるようになろう」

 

ともがいて、うまくいかなくて、また自己嫌悪の繰り返し

 

そんなHSPさんもいらっしゃると思います。

 

僕もそうだった過去があります。

 

「自分は、石橋を叩いて渡るタイプだから…」

 

とどこかで自分に引け目を感じながら、その場を乗り切る感じ…

 

でも今の僕はそんなことはありません。

 

HSPの特徴を理解して、受け入れているからです。

 

ではどんな特徴がこのような「石橋を叩く」「サッと動けない」を生み出しているのでしょうか。

 

HSPの提唱者である、エレイン・N・アーロン博士が著書で、このように解説されています。

 

敏感な気質の基本にあるのは、情報をより深く処理する傾向である。


電話番号を聞いて、それを書き留める手段がない場合、彼らは数字を何度もくり返し唱えたり、そこにパターンや意味を見出したり、他の何かと関連付けたりして、何らかの処理を試みる。


そういうプロセスなしではたいてい忘れてしまうだろう。

 

HSPは、あらゆることを過去の似たような経験と関連付けたり比較したりして、深いレベルで処理するが、それは意識的におこなわれる場合もあれば無意識的におこなわれる場合もある。


(中略)


意識的に結論をくだす場合は、さまざまな選択肢を考慮するので、自分の判断が人より遅いと感じるかもしれない。

 

しかし、それもまた、深いレベルで処理をしている証である。

 

引用:エレイン・N・アーロン著「敏感すぎる私の活かし方」(パンローリング株式会社)

 

情報を深いレベルで処理している。

 

この特徴は、HSPの4つの特徴DOESの内の、D(Depth of processing)にあたるものです。

 

▼詳しくはこちら▼

www.hsp-arukikata.com

 

・初めての事に取り組む!
・目の前に情報が飛び込んできた!

 

というようなシチュエーションで

 

HSPさんは、それを深いレベルで認識・処理しようとするんですね。

 

悪くないということ

f:id:bashi_kurume:20200913112021j:plain

 

さらにエレイン博士の「専門家認定プログラム」を日本人で初めて修了された、HSP専門のカウンセラー&キャリアコンサルタントである、みさきじゅりさんの著書によると…

 

情報を深く処理する様子は、自分では何となく感じていても、はっきり説明できない感覚の1つでしょう。


HSPが情報を深く処理している間は、まわりからは「考えてばかりで手が止まっている」と見られます。


ぼーっとしていたり、心配ばかりして、何もしていないように見られてしまうのです。


(中略)


HSPは、実際に手を動かす前に、頭の中やノート、画面上で何度もシミュレーションして納得したいと考えます。


その納得感があって、はじめて作業に取りかかれるのです。


ここでいう納得感とは、自分の行動がどんな結果になるのか見通しが立つこと。


さらに自分の出す結果が、まわりが想定している通りである、という納得感です。

 

引用:みさきじゅり 著「ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本」(株式会社秀和システム

 

納得感があって、はじめて作業に取りかかれる。

 

もうわかりすぎます…泣

 

この納得感がほしい。

 

だからじっくりじっくりシミュレーションしながら、情報を処理していくんですよね。

 

そして…

 

まわりの人と同じペースで理解や行動しようとして、必死にがんばれば何とかできるものの、それを続けるとひどく疲れてしまいませんか?


疲れるから自分のペースで進めたい、と感じるのは、あなたが悪いからではありません。


HSPの特徴として、自然に感じるものなのです。

 

引用:みさきじゅり 著「ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本」(株式会社秀和システム

 

あなたが悪いわけではない。

 

こんなに救われる言葉があるでしょうか…

 

「克服しよう」
「周りについていけるようになろう」

 

そうやって努力することで軌道修正しようとしてきた身からすると

 

「自然に感じることだから、悪くないんですよ」

 

と言ってもらえることが、こんなにも安心感につながるんですね…

 

しかしこれらの特徴を踏まえて考えておかなければならないこともあります。

 

自分が自身を理解するのには十分だったと思いますが、周りからは…

 

「ぼーっとしている」
「心配ばかりしている」
「何もしていない」

 

そのように映り続ける可能性はあるわけで、その人たちが

 

「情報を深く処理する」タイプでないならば、そこに理解を求めるのも難しい話なのかもしれません。

 

その点を考慮すると

 

・サッと動くことを求められる
・行動を否定的に受け取られる

 

これらの扱いをずっと受ける場所は、HSPさんには向かないのかもしれません。

 

ラソンが得意な人に、100m走で結果を出し続けろというのは酷な話ですよね?

 

自分を変えようとするのではなく…
自分の特性に合わせて居る場所を変える

 

生きやすさを実現させていくうえで、とても大事な考え方だと思います。

 

 

 

まとめ

 

HSP「情報を深く処理をする」という特徴が

 

・パターンや意味を見つけようとする
・何かと関連付けて理解しようとする
・複数の選択肢を考慮する
・納得感をもって動こうとする

 

このような特徴につながっていき

 

・ぼーっとしている
・石橋を叩いている
・サッと動けない

 

などのどこか否定的なニュアンスのとらえ方をされてしまいがちだけど…

 

・自分のペースで進めたい

 

そう感じるのは自然なことであり、悪いことではない。

 

これらのことを受け入れることができるようになると、自己嫌悪も減って、特性を生かせる方向に思考を変えていくことができます。

 

こんな気づきの一つひとつを積み重ねて、「生きやすさ」の詰まった人生にしていきたいですね。

 

f:id:bashi_kurume:20200816124323j:plain
ばっしー

世界的タイヤメーカー「ブリヂストン」の創設者は石橋さん。 石橋→ストーンブリッジ→ブリッジストーン→ブリヂストン  以上、豆知識でした 笑

 

HSPメール相談

2020年HSPチャレンジ 

 

 

 

view raw